今週のお題「秋の準備」
秋と言えば食欲の秋(笑)
やはり栗ご飯なんか食べたいですね。
もちろん読書の秋でもあります。
読書バカの春海くんなら食欲を読欲が上回りそうですが。
と言うわけで、今回は『犬とハサミは使いよう』をご紹介。
- 作者: 更伊俊介,鍋島テツヒロ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/02/28
- メディア: 文庫
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アニメ化もされたのでご存じの方も多いかもしれませんが、一応。
主人公で読書バカの春海和人は、喫茶店で読書中にライフルを持った強盗に遭遇。
強盗の警告を無視して撃たれそうになった女を庇って死んでしまいます。
もちろんいきなり主人公が死んでしまっては話にならないので、春海和人はダックスフンドになって転生します。
そして彼の心の声を聞くことが出来たのが夏野霧姫。
彼が庇った女です。
彼女には作家・秋山忍というもうひとつの顔があり、春海くんが死んでも死にきれずに転生したのも、彼女の「大罪」シリーズの最終巻が読みたいという気持ちからでした。
そして始まる作者と読者の奇妙な同居生活。
しかし彼女をはじめとする周りの人たちは変態ばかりで……
というお話しです。
春海くん自体、読書バカという一種の変態なのですが、周りのキャラが濃すぎので、つっこみ役に回ってます。