ステップフォード・ワイフ

ステップフォード・ワイフ [DVD]

ステップフォード・ワイフ [DVD]

THE STEPFORD WIVES
2004年【米】

  • あらすじ

テレビ局で敏腕プロデューサーとして女尊男卑の番組を作り続け女性から圧倒的な支持を受けていたジョアンナ(ニコール・キッドマン)だったが、新番組発表会の場で起きたトラブルから責任を取らされてテレビ局を辞めさせられてしまう。
精神不安定に陥った彼女だが夫のウォルター(マシュー・ブロデリック)に励まされ、一からやり直すつもりで家族でステップフォードへ引っ越す。
しかし、そこは一様に笑みを浮かべる貞淑で従順な専業主婦たちが待っていた。
ウォルターは男性専用のクラブに入り浸ってうまくやっているが、ジョアンナはどうも馴染めそうにない。
そんなジョアンナが最初に親しくなったのは、作家で家の中は散らかり放題で過食症気味のボビー(ベット・ミドラー)と、ゲイのロジャー(ロジャー・バート)の二人だけ。
それでもなんとかステップフォードに溶け込もうと努力するジョアンナ。
しかしステップフォードにはとんでもない秘密があった。
やがてジョアンナたちにもその魔の手が忍び寄る。

  • 感想

サスペンスタッチのSFコメディ(?)。
キッドマンにキャリアウーマン風のショートカットヘアは似合ってないと思った。
最後の方でステップフォード・ワイフ計画の全容がアニメで紹介されるのですが、「砂糖とスパイスと素敵なものをいっぱい」ってパワーパフガールズかよ!とつっこんでしまいました。
でもこれって元ネタはマザーグースだったんですね。
以下ネタバレ→
ようするにステップフォードの妻たちは脳にナノチップを埋め込まれリモコンで操られるロボットにされていたというオチ。
未公開映像では肉体的にも改造されていたようでボビーがT1000みたいに指や手を調理器具や掃除機に変化させていた。
あげくに下半身が芝刈り機になる始末。
本編にもその名残があり、キャッシュディスペンサー代わりにある奥さんが口からお札を出すシーンがあった。
思わずふじいあきらかよ!とつっこんでしまいました。
最後は黒幕と思っていた人物はロボットで本当の黒幕は…というオチ。
本当の黒幕の最期は未公開映像のほうがバカっぽくて好きでした。
←ネタバレ終了