ヴぁんぷ!II(成田良悟)

ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)

ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)

  • あらすじ

前回の騒動から1年少し。
レリックの力を諦めていない組織の一部がふたたび動き出した。
青のカルジミールは事後承認でグローワース島へ緑のジグムントとテオドシウス・M・バルシュタインに怨みを持つふたりの食鬼人(イーター)を派遣する。
しかも滅びていなかった紫のメルヒルムを案内役にして。
折しもグローワース島は年に一度のカルナル祭りの準備で上を下への大騒ぎの最中。
組織のゲルハルト派はカルジミールの暴挙を止める為グローワース島へと向かった。
しかしカルジミールの真の目的は別の所にあったのだ。

  • 感想

前後編と言うことでまだ途中ですが、相変わらずおもしろいです。
特に青のカルジミール。
善人の仮面を被った悪役→格好をつけた美形悪役→すべりまくっているコメディアン。
こういうどんどん崩れていくキャラは好きです。
しかし新キャラがいっぱいでてきてそれぞれがまた個性的で困ったものです。
博士と教授や組織の色付きの幹部やら。
子爵は組織時代最弱だけどカリスマだけはあったというポジションで称号が「赤き血潮」とは…。