ストレイカー&フォスター追悼

1980年。
すでに人類は地球防衛組織SHADOを結成していた。
SHADOの本部はイギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏につくられ、沈着冷静なストレイカー最高司令官のもと日夜謎の円盤UFOに敢然と挑戦していた。
SID。
コンピュータ衛星。
このSIDが、UFO侵入をキャッチするとただちにSHADO全ステーションに急報。
スカイダイバー。
それはSHADOの海底部隊。
世界でもっとも進んだ潜水艦である。
その前部にはスカイワンと呼ばれるジェット機が装備され、海上を超スピードで進み、敵を撃破する。
人間の最高頭脳を結集してつくられた、SHADOのメカニック。
ムーンベースは月面基地
ここにはミサイル邀撃機インターセプターが非常事態に備えている。
UFO撃退の準備はできた。

以上、もう35年も前に作られたイギリスのテレビドラマ「謎の円盤UFO」のオープニングナレーションです。
この「謎の円盤UFO」の主演男優さんが相次いでお亡くなりになりました。
3日マイケル・ビリントン氏(ポール・フォスター大佐役)ロンドンの病院でガンにより死去。63歳
8日エド・ビショップ氏(エド・ストレイカー司令官役)ロンドンの病院で胸部ウィルス感染により死去。73歳。
追悼の意味も込め、先日SEGAより発売されたインタラクティブムービーを紹介しましょう。

映像はオリジナルをつぎはぎし、声優さんは当時の方を出来るだけ集め、新たに作られたシナリオに沿って声をあてていただいています。
途中で出てくる選択肢を選んでいくことにより12のシナリオに分岐します。
1つのシナリオは15分〜30分程度の短いものですが、マニアにはたまらないものがいくつかあります。
ストレイカーの息子がらみのパラレルストーリーとか、偽フォスターとか。
あと、おまけとして13番目のショートシナリオが隠されています。
これは分岐なしの1本のストーリーで、ファンはおもわずニヤリとさせられるネタです。