昭和33年にタイムスリップ
昭和33年、建造中の東京タワーを背景に、町の自動車修理屋を営む鈴木家と向かいで駄菓子屋を営んでいる茶川家を中心にしたほのぼので少しほろりとする心温まるストーリー。
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全体に流れるテーマはやはり「家族」でしょうか。
鈴木オートに住み込みで働く六ちゃんこと星野六子(堀北真希)と鈴木家の人々との交流や、その向かいにある駄菓子屋の「文学」こと茶川竜之介(吉岡秀隆)に引き取られることになった小学生の古行淳之介(須賀健太)と彼の母親の知り合いのヒロミ(小雪)の「縁もゆかりもない赤の他人」の三人が家族になっていく様が中心です。
子供達から「アクマ」と恐れられている町医者の宅間先生(三浦友和)と家族の話も悲しいです。
それから薬師丸ひろ子さん演じる鈴木オートのお母さんがほんわかした雰囲気で良かったです。
この間の「レイクサイド マーダーケース」で異質なお母さん役を見たばかりなので余計にそう感じたのかもしれませんけど。
あと「ジュブナイル」で香取慎吾演じる天才科学者神崎宗一郎の家「神崎ラヂオ商会」が一瞬出てきます(タバコ屋の隣)。
木村祐一演じる電気屋の親父が乗っていた車も「神崎ラヂオ商会」と書かれていたので宗一郎のお父さんでしょうか。
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