チャームド〜魔女3姉妹

第5話「夢をあやつる男」The Dream Sorcerer

  • あらすじ

いつものように「クウェイク」で食事をする3姉妹。
そこへウエイトレスのスカイがワインを持ってやってくる。
プルーに男の人からだという。
まったく見覚えがない男だったので、あっさり断るプルー。
男はワインを持って戻ってきたスカイまでくどこうとする。
しかしスカイにまで振られて意気消沈する男。
だが彼は他人の夢をあやつる能力を持っていた。
その夜、スカイの夢の中に入り込んだ男は彼女を高層ビルの屋上から放り出した。
翌朝、スカイは自室のベッドで墜落死しているのを発見される。
男の次の目標はもちろんプルー。
その頃、フィービーは影の教典から男を虜にする魔法を発見して有頂天に。
すでに恋人がいてお堅いプルーには反対されると思ったフィービーはパイパーを言いくるめて2人で魔法を実行する。
望み通りフィービーはマッチョで優しい彼氏をゲットし、パイパーも「クウェイク」の常連客といい仲に。
ところが魔法は威力を増し、まわりの男が片っ端からモーションをかけてくるようになってしまう。
そして徹夜で仕事中のプルーには夢をあやつる男の魔手が。

  • 感想

今回はプルーに襲いかかる夢の殺人鬼と例によってフィービーが引き起こしたトラブルという2つの事件が同時進行。
夢の中に入り込んで人を殺すというとエルム街のフレディを連想しますが、こちらの殺人鬼は甘いマスクのナンパ男。
しかも魔法ではなく、科学的に夢を研究していた時に発見した方法なので「影の教典」にも対処方法が載っていない。
一方で彼氏をゲットしてやりまくりのフィービーには爆笑。
あっけらかんとした態度がいやらしさより笑いを誘うのは一種の人徳ですかね。
あまりのことにいつもなら怒り出すプルーもあきれ顔。
というか徹夜続きで頭が朦朧としていたのかも。
プルーが仕事場に詰めている間にハリウェル家にはパイパーとフィービー宛に男達から花束が一杯届き、しかもこの魔法、強力すぎて呪文を唱えた時に一緒にいた猫のキットにまで作用したらしく家の外には猫が一杯。
最初はまんざらでもなかったパイパーもとうとうギブアップ。
フィービーを諭す時にパイパーが言った「愛はね自然に生まれる魔法なの、呪文なんかいらない」は結構名言かも。
最後にプルーを見舞いに来るアンディ。
バラを1本だけ持って見舞いとは意外とキザなのかと思ったら、パイパーとフィービーが持ってきた花束(リサイクル品)から失敬してたんだ。
刑事さんがそういうことしていいのかな(笑)