スカイキャプテン ワールドオブトゥモロー

Sky Captain and the World of Tomorrow
2004年【米・英・伊】

  • あらすじ

1939年のニューヨーク。
新聞記者ポリー(グウィネス・パルトロウ)は科学者連続失踪事件を追っていた。
折しも各国を空飛ぶ巨大ロボット群が襲い、取材に出ていたポリーも間一髪のところでスカイキャプテンジュード・ロウ)に助けられる。
一連の事件の裏で糸を引いているのが謎の天才科学者トーテンコフであることを突き止めたキャプテンたちだったが、キャプテンの基地も別の飛行物体とロボット軍団に襲われ、仲間のデックス(ジョヴァンニ・リビシ)がさらわれてしまう。
デックスの残してくれた手がかりを元にトーテンコフの基地を探すキャプテンたち。
はたしてトーテンコフが企む「明日の世界計画」とは何か。
キャプテンはデックスたちを救出し、トーテンコフの野望を打ち砕くことが出来るのか。

  • 感想

古き良き時代の空想科学冒険映画。
レトロっぽいメカや映像のおかげか、普通ならチープに見えるCGさえも良い味を出していました。
メカやなんかはどれもどこかで見たようなものばかりで、ストーリーもお約束のオンパレードですけど、それを許してしまえるほどおもしろかったです。
個人的にはグウィネス・パルトロウ演じるポリーのトラブルメーカーっぷりが好きでした。
ボタンがあると何のボタンかわからないけど押してしまうような人(笑)。
以前キャプテンの飛行機を壊したというのも、そんなノリだったんでしょうね。
クライマックスではカメラのフィルムの残り枚数をしきりに気にしていたのですが、あのオチには笑いました。
それからアンジェリーナ・ジョリー演じるフランキー艦長も出番は少ないけどおいしいところをさらっていって、格好良かったです。
友達と「あぁ、これは○○のパロディじゃない?」とか言い合いながら見たのも楽しかったです。