デクスターは殺さない

「デクスター」第4話です。
今回はデクスターの裏家業はお休み。
冷凍車キラーがまた動き出します。
陽射しの溢れるビーチに手だけが置かれています。
呼ばれてきたデクスターは、現場に見覚えが……
名前が替わっているので、わからなかったのですが、子供の頃に養父たちと遊びに来て、記念写真を撮った場所でした。
切り口からは血が滴っていて、しかも男の手らしいので、冷凍車キラーではないと思われていたのですが……
DNA鑑定の結果、行方不明になっている警備員のものと判明。
前回、警備員が犯人とマスコミにも発表したラゲルタは面目丸潰れです。
上司からは責められ、容疑者改め被害者になってしまった警備員の家族の元へ謝罪に行かされます。
ところが、警備員の母親は謝罪しに来たラゲルタをあっさり許して、息子をどんな形でもいいから見つけて欲しいと言うだけ。
激しく罵られる覚悟だったラゲルタは、かえって居心地が悪そうです。
翌日、今度は足だけが見つかります。
この場所もデクスターには見覚えがあります。
どうやら冷凍車キラーはデクスターの部屋に忍び込んだ時に、アルバムを見ていったようです。
さらに、足の血液の状態から、警備員はまだ生きている可能性が浮かび上がってきます。
早速、ラゲルタに報告して、あと発見場所の共通点が、地名が替わった場所ということも知らせます。
今度こそと、非番の警官も総動員して、容疑者が現れそうな所を見張るように指示するラゲルタ。
デクスターは、自分のアルバムから、一番のお気に入りの場所を選んで張り込みます。
しかし、これは空振り。
別の場所で、今度は膝から足首までの部分が発見されます。
確かに、その場所もデクスターのアルバムにあったのですが、冷凍車キラーの選択基準がわからなくなってしまったデクスター。
さて、その一方で町はハロウィン。
デクスターの元にリタが訪ねて来ます。
突然の来訪に戸惑うデクスターを余所に、コートを脱ぐリタ。
なんとコートの下はビキニ。
お巡りさん痴女がいます(笑)
トゥーム・レイダースのララ・クラフトのコスプレだそうですが、あれってビキニだったっけ?
結局、珍しく積極的なリタに流されてしまうデクスター。
うっかりアルバムが見つかってしまいますが、事件との共通点なんて知らないリタ相手なら、何とでも誤魔化せます。
しかし、リタの何気ない一言で閃くデクスター。
今は廃墟となっている病院を調べます。
目隠しをされて、手術台に縛り付けられた警備員を発見。
本人はデクスターのことを犯人と思って、ひと思いに殺してくれと懇願します。
しかし、デクスターにはハリーの掟があるので、無実の人を殺すようなことはしません。
結局、デボラに花を持たせようと、匿名の電話で廃病院のことを知らせるデクスター。
警備員は無事助け出されます。
追記:ドークスは前々回の件でマフィアのボスに目を付けられて、嫌がらせにあからさまな監視を付けられていたのですが、とうとう拉致されてボスが直接手を下そうとします。
ところが間一髪、他の警官達が駆けつけて命拾いします。
ボスは警官殺し未遂で現行犯逮捕。
もちろんドークスは囮に使われていたわけですが、ボスを逮捕した刑事から妹と不倫していた件はこれでチャラだと言われます。
まぁ、あの件は自業自得ですけど、ここまでされるのはちょっと可哀想かもしれません。