ちゃんと理由があれば良いのか

「デクスター」第3話です。
まずは冷凍車キラーの方。
前回指だけ見つかった被害者の他の部分が、アイスホッケーのアリーナに飾られているのが発見される。
目撃者を捜す段階で、犯行時刻の防犯カメラビデオが無くなっており、警備員が一人、行方をくらませていることが判明。
しかも、その警備員の自宅から、無くなっていたビデオテープが発見され、内容を確認したら、リンクに遺体を並べている警備員の姿が。
こいつが犯人だとラゲルタは息巻いてるけど、デクスターたちは警備員がしきりに後ろを気にしている姿から、何者かに脅されてやったのではと推理。
デボラは娼婦仲間への聞き込みで、被害者が最後に目撃されたのは、客の物と思われる車に乗ったところ。
車には特徴があり、警備員の持っている車とは違うことがわかりますが、ラゲルタには無視されてしまいます。
次にリタ関係。
リタの夫に薬を売っていた売人が、薬代の取り立てにリタの車を取り上げていきます。
アメリカって、だいたい車がないといろいろ不便なわけで、デクスターが代わりに自分の車で子供たちを迎えに行ったりと世話を焼く訳ですが。
最終的に、リタが新しい車を買えるまでという条件で、署に保管されている押収品の車を融通してあげるデクスター。
ただ、ちょっとど派手すぎないかな。
子供達はカッコイイと大喜びだけど。
そして今回のデクスターのお仕事。
ターゲットはまだ少年だけど、デクスターの目は誤魔化せません。
とっさに滅多刺しにしたと言うわりに、ものの見事に急所を的確に切り刻んでいると見抜いたデクスター。
彼を尾行して、また殺人を犯そうとしているのを見て、とっさに飛び出していってチャンスを潰します。
本来なら、実際に殺している所を確認してからのつもりだったのに、何故か妨害してしまったデクスターは自分のしたことに戸惑います。
しかし、車の所に戻ってきたら、車上荒らしをされていて、もちろん犯人は今回のターゲット。
未遂とは言え、また殺人を犯そうとしていたのは確かなので、今度こそ彼を殺そうと、探し出して襲ったら、意外な事実が。
最初の殺人は、自分をレイプしたことに対する報復だったのでした。
正当な理由があったことをわかったデクスターは、彼を許します。
そして、自分が彼を殺そうとしていたことは隠して、免許証の再発行は面倒だから、財布を取りかえしに来ただけだと説明します。
ただ、2度目の殺人未遂は見逃すことが出来ないので、珍しく説教をしていきます。
たぶん、昔の自分に彼を重ね合わせたのでしょう。
あと、デクスターの過去話。
今回はデクスターの最初の仕事の話。
養父が入院して、担当の看護婦がどうも必要以上の鎮痛剤を投与して、今までも患者を殺しているらしいことを知らされたデクスター。
養父の頼みで、初めての殺人に挑みました。
看護婦は苦しみを引き延ばすより、安らかに逝かせてあげたいと言ってましたが、明らかに殺人です。
問題の看護婦がいなくなり、養父も少し回復して延命したようです。