危機一髪

「デクスター」第6話です。
前回の仕事を誰かに見られていたデクスター。
しかも予想外のピンチが彼に襲いかかります。
いつものようにリタの子供の世話をしていたデクスターに電話がかかってきます。
しかも現場は、前回デクスターが金で密入国を斡旋していた夫婦を殺した場所。
行ってみると、海に始末したはずの妻の方の死体が!!
冷凍車キラーの仕業のようです。
わざわざデクスターが捨てた遺体を引き上げて現場へ戻したのは、デクスターが警備員を殺さなかったことに対する意趣返しでしょうか。
いつもは下ネタばかり言っているマスオカが珍しく、首の注射跡に気付き、扱うのに許可が必要な麻酔が使われていたことに気付きます。
さらに車のトランクからは、事件を目撃していたと思われる不法入国の少年が見つかります。
珍しくラゲルタが少年の心を開いて保護します。
デボラはデボラで、プロファイリングで犯人像を見事に推理するのですが……
デクスターにしてみれば、自分の本性を言い当てられていて居心地が悪いです(笑)
そのプロファイリングは教科書的過ぎるから、言わない方が良いと誤魔化しますが、デボラは反発して捜査会議で発表してしまいます。
マスオカが要請した、麻酔薬の購入者リストから、念のため自分が使っている偽名を消しておくデクスターですが、少年の目撃証言を元に似顔絵が作られることになり、いよいよ進退極まってきたデクスター。
今まで愛用したナイフや道具類、証拠になりそうなものを全て海へ投棄して証拠隠滅を謀るデクスター。
しかし、いざ最後に血液のコレクションを捨てようとした時、一人ずつお別れを言い出すデクスター。
その中に、最後の被害者となった例の妻の血液サンプルにラクガキがされているのに気付きます。
冷凍車キラーは、デクスターにこのピンチを切り抜けるヒントも残していてくれたのです。
それに気付いたデクスターは、早速、血液サンプルを使って夫の靴下とナイフに血痕を付け、ナイフは警察が見つけられるようにスクラップ工場に放置します。
押収した靴下から妻の血痕が見つかったと報告し、現場で見つかったナイフからも血液が見つかり、いよいよ行方不明の夫が犯人と断定されます。
もう少年の似顔絵くらいでは、この事実はひっくり返らないと思いつつも心配なデクスター。
そして出来上がってきた似顔絵は……
ジーザス(笑)
デクスターは何とかこのピンチを切り抜けたのでした。