カンザスシティシャッフルって何?

冒頭で謎の男(ブルース・ウィリス)が若者に話しかけ、あっさり殺して死体をどこかへ持ち去るところから始まります。
そして次々と起こる殺人と帳簿の強奪。
その後、スレヴィン(ハートネット)という不幸な青年の話へと続いていきます。
スレヴィンは仕事を首になり、アパートを追い出され、彼女の所へ転がり込もうとしたら浮気現場にばったり。
NYにいる友人のアパートへ転がり込もうとしたら空港で強盗にあって鼻を折られる始末。
アパートへ着いたら不用心にも鍵がかかっておらず友人は留守。
シャワーを浴びて髭を剃っているところに向かいの住人・リンジー(ルーシー・リュー)が砂糖を借りに来て、オールヌードを見られてしまう。
そんなスレヴィンの不幸はさらにエスカレートして、友人と間違えられて敵対するギャング"ボス"と"ラビ"の抗争に巻き込まれます。
その裏には謎の男改め殺し屋グッドキャットがいるのでした。

最初は本当に訳がわからないブツギリ展開でちょっとどうかと思いますが、スレヴィンの話になってからようやく本編という感じです。
それまでの散発的な殺人シーンやグッドキャットの昔話は全て伏線で、最終的にはそれら全てがひとつへと繋がっていきます。