アフター・ザ・サンセット

007でお馴染みのピアース・ブロスナンが大泥棒に扮するクライム・ムービー。
日本公開は今年の2月ですけど、制作されたのは2004年だそうです。
いまいちパッとしなかったのかあまり話題にのぼりませんでしたけど。
ノリ的には「ルパン三世」っぽいかな。
期待しないで見たので結構楽しめました。
クライマックスのどんでん返しはだいたい予想がついていましたけどそれでもニヤニヤする程度には楽しませていただきました。
ピアース・ブロスナンは無精髭姿でもセクシーということがよくわかりました。
ウディ・ハレルソンとの掛け合いがまたおもしろいです。
男ふたりで日焼け止めクリームの塗り合いをしながらじゃれているシーンなんか誰が見てもホモと間違われますって(笑)
ヒロインを演じるサルマ・ハエックがせっかく見事なボディを惜しげもなく披露してくれているんですけど、いまいちセクシーという感じがしないのは何故でしょう。
ワイルド・ワイルド・ウエスト」の時もそうでしたけど、なんか健康的すぎるというのかなんというのか。

世界に3つしかない通称ナポレオン・ダイヤ。
マックス(ピアース・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック)のコンビはすでにそのうち1つを盗み出していた。
彼らを執拗に追い掛けるFBI捜査官スタン(ウディ・ハレルソン)をまんまと出し抜き2つ目もまんまと盗み出したが、スタンの執念の弾丸がマックスを傷つけた。
ローラは一瞬マックスが死ぬかも知れないと思い、そこで初めてマックスへの愛の深さに気付いた。
二人はこの仕事を最後にバハマのリゾートで余生を過ごすことにする。
いろんな趣味に積極的にチャレンジするローラだったが、マックスのほうは何をやっても熱中出来ず退屈を感じ始めていた。
そんな彼らの元にスタンが現れ、島の沖に停泊中の豪華客船に最後のナポレオン・ダイヤが展示されていることを告げ宣戦布告をする。
スタンは地元の女刑事ソフィー(ナオミ・ハリス)とコンビを組みマックスたちの監視を開始する。
一方、島を牛耳るギャングのボス・ムーア(ドン・チードル)がマックスに接触。
ダイヤを盗む仕事を脅迫混じりで依頼してくる。
ローラはこれ以上マックスが危険なことに関わるのを心配し必死で止めようとするのだが…