夕凪の世界

ようやく「ヨコハマ買い出し紀行」の最終巻を読み終わりました。
なんだかんだでやっぱりゆっくりと時間が取れた時に読みたいと思って今まで放置していました。
連載自体は終わりましたが、アルファさんたちはあの世界で生き続けていくんだろうなという終わり方でした。
私は最初この背景世界は人類が緩やかな滅びの坂道を転がっていっていると思っていました。
地球温暖化で海面が徐々に上昇して人々は奥地へとその居を移しています。
人間そっくりのロボットや無限に飛びつつける飛行機が存在する一方で人々の暮らしや文明は後退しているように見えます。
それでも人々は生き続けているんですね。
ロボットであるアルファさんやココネたちはずっと変わりませんが、子供だったタカヒロとマッキは結婚して最終回近くで登場したふたりの子供はすでに最初の頃のタカヒロたちと同じくらいの年に成長しています。
独特の「てろてろ」と流れる時間もいつしか世代交代を繰り返していくんでしょうね。
ああ、自分でも何を書いているのかわからなくなってきましたので今日はこの辺で。

ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))

ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))