家庭内戦争
ようやく「宇宙戦争」のDVDを見ました。
もちろんスピルバーグ監督のやつ。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2005/11/09
- メディア: DVD
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TVのCMとかで見ていて期待していたんですが…
えーっと、まずどの辺が宇宙戦争なのか小一時間問い詰めたいんですけど。
トム・クルーズ演じるのは生活力なしの車ヲタクな元父親。
離婚後、子供達(兄妹)は再婚した母親に引き取られた模様。
で、何故か久しぶりに子供達を預かることになって、ウキウキと帰宅。
元妻はお腹が大きくなっていて、新しい旦那と一緒にボストンの実家へ遊びに行く模様。
あるいは出産のための帰郷か?
兄貴の方*1はすっかり反抗期で、妹*2はまだ父親を慕っているけどなんか神経質そうで大雑把な父親とは合いそうにない。
当然コミュニケーションがうまく取れるはずもなく…
といったところでいきなり謎の磁気嵐と落雷で一帯が停電&車も動かないという状況。
様子を見に行った父親は落雷現場で地面から現れる3本足のタコのような巨大機械が現れるのを目撃。
しかもいきなり攻撃受けて、まわりの人間が灰になっていく。
ダッシュで逃げ帰った父親は子供達に事情説明なしで逃げる準備をさせる。
そして自動車修理工場で修理の終わった他人の車を強奪して街を脱出。
一路、元妻のいるボストンをめざす。
というようにストーリーはこの家族をずっと追い掛けていく。
このだめだめな家族の再生物語かと思っていたらパニック下の人間の醜い姿が描かれていたりと、結局、何がしたいのかよくわからないまま終わってしまうます。
何よりあの宇宙人の最期。
お前ら予防接種するとか宇宙服着るとかしろよ。
そしてそれに輪を掛けて呆れたのがあの最後に出てきた息子。
なんとなく予想していたんだけど、まさか本当にハッピーエンドとは。
ああいうバカは死んでてくれたほうが教訓になっていいと思うんだけど、やっぱりハッピーエンド至上主義のアメリカ映画だ。
あちこちのレビューでは評判がよかったんだけど、私的にははずれだった。
それとも見る方向を間違えているのかな。
P.S.
そういえば劇中の会話で日本では大阪が襲われて、しかもあれを撃退したとか言ってました。
どんな方法使ったんだ>大阪