今週のお題「自己紹介」

俺が生まれた時、凶鳥が鳴き、母親は死亡。

産婆たちは母親の死の責任を擦り付け合い、口論が殺し合いに発展。

父親が駆けつけてきた時には、部屋の中は血の海になっていて、俺以外の者たちは全て死に絶えていた。

狂乱した父は俺を殺そうとしたが、死ななかったため剣の道場の門前へ捨てた。
と言うのが、殺無生が語った生い立ちです。

 

 何とも壮絶な生い立ちですね。

拾ってくれた道場主の下で剣を学んだものの、意見の違いから道場を出て殺し屋稼業を続けていたということですが、今回は友に誘われ剣技会に出場し、剣聖を目指すという話。

まっとうな剣技会で優勝すれば、殺し屋など辞めてまっとうな道を進めるかと期待をしていたのですが……
2つ目の話は本編終了後の話。
酒場で一息ついていた殤不患。

ところが、その酒場に玄鬼宗を壊滅させた殤不患を名乗る男がやって来て、ツケで飲み食いしようとしたので、彼の冒険譚を聞き出そうとおごってやるのだが……

このニセ殤不患の語る冒険譚が笑えます。

しもぶくれ顔のくせに、自分が美形と思い込んで、刑亥や獵魅を自分の虜にしたとか言ってますが(笑)
さらに一人忘れ去られた人がいたり、蔑天骸との最終決戦の時には、他の三人もいないという始末。

殤不患のつっこみに、三人は弁当食って帰ったと言い出す始末。
この「弁当食って帰った」と言うのは、布袋劇では死ぬことを意味しているのです。

死んだキャラの役者は弁当をもらってさっさと帰るということから来たらしいです。
そして追い詰められた蔑天骸は妖荼黎を解き放つのかと思ったら、召喚されて出てきたのは誰?
なんか黒い翼を背負った堕天使っぽい美形が出てきたんですが(笑)

公式ホームページのキャラクター紹介を見ると棄天帝という布袋劇では有名な悪役のようです。
他にも玄鬼宗の残党が妖魔に頼んで自爆技を施してもらっていたのですが、それって刑亥が本編で誰かさんに掛けようとしていたやつでは?
やっぱり刑亥は生きているんでしょうか。

最後は、何かショッカーのアジトみたいな所で殤不患への追手が派遣されたり(蠍女?)、メガネかけた西幽の偉いさんらしき人がやはり殤不患を追う手配をしてたり、喋る琵琶みたいな楽器を持って鬼歿之地を渡っている男とか、第2期への伏線がいっぱいでした。