そう言えば転送装置嫌いでした

深宇宙探査の任務の途中、辺境の宇宙都市ヨークタウンへ入港したエンタープライズ
クルーたちは束の間の休暇を楽しんでいたが、ヨークタウンの近くで遭難者が発見される。
カラーラと名乗る異星人の遭難者から、彼女たちの母艦が近くの宇宙嵐で遭難し、その向こうにある惑星に不時着したので助けてほしいと依頼される。
エンタープライズは彼女の仲間を救出するため出航するが、問題の惑星の近くで、謎の戦闘機軍団に襲撃されて船体をバラバラにされて惑星に墜落。
乗組員のほとんどが謎の敵に捕まる中、カークとチェコフとカラーラ、スポックとマッコイ、スコットの3組だけが敵の手を逃れる。
そして敵に捕まりそうになったスコットは、ジェイラーという女性の異星人に助けられる。
一方でカークはカラーラが敵の一味で、自分たちは罠に嵌められたことに気付く。
敵は連合に恨みを持っているらしく、手始めにヨークタウンを全滅させようと計画していた。
何とか合流を果たしたカークたちは、捕虜となっている乗員の救出と、ヨークタウンを守るための行動を開始する。

レナード・マッコイ、通称ボーンズ。
船医だ。
隊司令でもぶん殴ってみせらぁ。
でも、転送装置だけは勘弁な。
てな感じで、毎回、カークとスポックがマッコイを騙して、気絶させたり眠らせたりして転送装置に……
なんてことはなかったと思いますが、今回はマッコイの転送嫌いな面が見れて、懐かしく思いました。
しかし、今回は序盤でエンタープライズがボッコボコにやられてしまい驚かされました。
まるで装甲が紙で出来ているみたい。
未知の惑星で、謎の敵に捕まって、エンタープライズもなく、状況は絶望的なのに、なんとかなるんだろうなぁと思わせるのがスタートレックですね。
スコットがいれば宇宙船の一隻や二隻……
まぁ、さすがに一から作れはしないでしょうけど。
そして、敵の正体が明かされた時には、ちょっと悲しくなってしまいましたね。
彼らの行動は逆恨みではあるんですけど、そんな状況に追いつめられたということは同情します。