青春の古典部

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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どうもご無沙汰しています。
しばらく放置していましたが、何とか時間を見つけて続けていきたいと思います。
さて、青春の一冊ということですが、私が青春時代に何を読んでいたのかということ自体、はるか遠い昔のことのようで、はっきり思い出せません。
アニメ化されて、非常に楽しんで見られたので、原作にも手を出してみました。
中でも一番、「青春」っぽいのは学園祭を舞台にした

クドリャフカの順番 (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)

ついに始まったカンヤ祭。
しかし、あちこちの部でちょっとしたものが盗まれ、代わりに「○○部から○○は既に失われた 十文字」と書かれたメッセージカードと文化祭実行委員会が発行しているパンフレット「カンヤ祭の歩き方」が残されるという事件が発生。
この事件は奉太郎の手には負えないと、代わりに解決しようと里志は張り切るのだが……
一方、一人で売り子をしている奉太郎は、姉から貰った壊れた万年筆から始まった物々交換を、「わらしべプロトコル」と名づけて続けていた。
そして奉太郎は「わらしべプロトコル」で事件解決のキーアイテムを手に入れるのだった。

ではないでしょうか。
このシリーズは結構丁寧にアニメ化されていたので、原作を読んでいてもそんなに違和感を感じず、頭の中でアニメのシーンが再現されました。
このシリーズは結構、気に入っているので、出来れば続きも書いてほしいのですが……
このシリーズで、もうひとつお薦めは

愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

です。
もちろん第1作目の

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

から読んでもらうのが一番ですが。