とうとうやってしまった

第9話と第10話です。
アフメッド先生の電話を盗聴した結果、モハメッドと連絡を取っていて、明日にはパスポートが手に入るから、そうすればもう安心だみたいなことを言ってます。
これは高飛びか?
今夜中にけりを付けると息巻くサラとホールダー。
ロージーの母親ミッチにもそう宣言します。
ところが、ホールダーは結局、知り合いの判事から令状にサインをもらえず、逮捕は断念。
そして翌日、アフメッド先生は学校へ。
たまたまロージーの本を学校へ返しに行ったミッチがアフメッド先生を見てしまい、呆然とします。
一方のアフメッド先生は校長から、休むように言ったのにと責められれますが、自分が犯人だと思うならクビにすればいいと授業へ。
しかし、生徒達は全員がボイコット。
黒板には殺人者の文字が……
一方でアフメッド先生の奥さんは、先生の携帯からモハメッドの携帯の番号を調べてサラに知らせます。
サラとホールダーは携帯電話の電波から、モハメッドの位置を特定し、逮捕に向かいます。
一方、ミッチは先生が逮捕されてないことで怒りを夫のスタンにぶつけます。
スタンはとうとう、アフメッド先生を拉致してボコボに……
しかし、一方のミッチは洗濯機の中から例の「グランドキャニオン」のTシャツを発見。
つまり、サラが発見したTシャツは別人のもの=アフメッド先生は無実ということに気付き、慌ててスタンを止めようと電話をしますが繋がらない。
サラたちもモハメッドから真実を聞かされます。
彼らは、例の行方不明の少女を保護していたのでした。
少女は両親から、無理矢理結婚を押し付けられ割礼されそうになっていたのを知り、モハメッドとアフメッドで保護して、少女のカナダの親戚へ送り届けるつもりだったのです。
もちろん両親を無視しているので、ばれたら少女誘拐の罪に問われるので、ずっと隠していたのです。
一応、サラたちは少女と会って裏を取りますが、このことは二人の胸の中に納めて、彼女を逃がします。
そしてスタンもミッチから本当のことを知らされ、罪を償うために自首してきます。
アフメッド先生は一命は取り留めたものの、生死の境を彷徨っている状態。
おかげで選挙はリッチモンド陣営の逆襲がはじまります。
何たってリッチモンドはアフメッドの無実を信じていたし、そのアフメッドが殺されかけたわけですから、アフメッドを非難していた人たちは後ろめたいですよね。
そして金曜日のロージーの足取りは、アフメッド先生宅からタクシーで自宅へ帰っていたことがわかります。
タクシーの防犯映像から、ロージーの家に明りが点いていたのが判明。
ロージーがタクシーを降りる時には消されていたけど、誰がいたのか?
今度はスタンの部下のベルコが怪しいとなり、引っ張ってきてなだめたり脅したりして聞き出した情報によると、ロージーは電話で「アデラ」と話していて、ずぐ行くと言って出て行ったらしい。
まぁ、ベルコはもともと怪しい感じがしましたけど、小心者で真犯人ではないと思っていましたので、あっさり容疑が晴れました。
また「アデラ」については、ロージーの本の間に挟まっていたメモにも時間と「アデラ」の文字があったので、サラたちはアデラについて調べますが、少なくとも学校の友達ではないらしい。
あと、スタンが逮捕されてラーセン家では子供達の不満が爆発。
それに追い打ちをかけるように、家計が急激に悪化。
会社が不渡りを出すと言う電話が、かかってきてミッチは個人の普通口座にもお金がないことを知らされます。
……まさか、スタンが新しい家を買うのに使っちゃってたのかな。
一方、サラも私生活で問題が……
事件のせいで居候させて貰っていた友達の家(?)を出て行くことになりました。
原因は息子のジャック。
友達と酒と煙草をやっていたところを、家主に見つかりしかったら、暴言を返したらしいです。
もう夜だというのに、怒ったサラはジャックをたたき起こしてモーテルへ。
文句を言うジャックですが、自業自得ですよね。
そして、婚約者のリックが来てくれました。
でも今度こそ最後通牒を突きつけにきたのでした。
今すぐ一緒にフロリダへ帰るよう言われますが、事件が気になるサラは結局、断ります。
これでもう婚約者の話は終わりですね。
そして、朝のランニングに出たサラは「アデラ」というのが、船の名前でカジノのある島との交通手段ということがわかります。
はぁ、これからどうなっていくんだろう。