黒い物語

今週のお題「最近おもしろかった本」

最近、仕事が忙しくて、帰ってきても疲れているので、ほとんど何もしないまま寝てしまうという生活です。
そんな中、通勤時にちょっとずつ読んでいたのがこの本です。
ある洋館に集められた一癖も二癖もある四人の男女。
「船長」「投資家」「詩人」「運転手」を名乗る彼らが興じるのは簡単な会話で進めるゲーム。
一人が出題者となり、奇妙な状況を話し、残りの回答者が出題者に対して「イエス」「ノー」で答えられる質問をして、その奇妙な状況の謎を解くというゲームです。
名前に「ブラック」と付くことから想像されるように、だいたい人死にが出るようなダークな雰囲気の話が多いです。
最終的に彼ら四人はそれぞれに、こっそりと自分の体験を織り交ぜて、一種の懺悔をしていることがわかります。
暗い話が多い中、詩人の出した変態的な話は笑えました。
これって元になったゲームがあるそうです。

ブラックストーリーズ:50の“黒い

ブラックストーリーズ:50の“黒い"物語

日本でも、すでに3まで出ているようです。