殺人鬼たち

デクスターではシーズン毎に、デクスターと因縁を持つ殺人鬼が登場します。
  シーズン1 冷凍車キラー
娼婦を殺した後、血を抜き取って、バラバラにして遺体を放置する連続猟奇殺人犯。
遺体の処理に冷凍車を使っていたことから冷凍車キラーの名前を付けられました。
デクスターの正体を知り、いろいろとちょっかいを出してくるのですが、真の目的は……
  シーズン2 ベイハーバー・ブッチャー
マイアミ沖の海底で沈没船を探していたトレジャーハンターが、海底に袋詰めされて放置された多数のバラバラ死体を発見。
冷凍車キラーを上回る犠牲者の数から、ベイ・ハーバー・ブッチャーの名前が付けられFBIも乗り込んできたのですが……
ようするにデクスターのことです(笑)
このシーズンではデクスターはFBIと、ドークスからつけ狙われるわけですが、さらにライラという女にまでつけ回され大ピンチでした。
最終的にベイハーバー・ブッチャーは、ガス爆発で死んでしまうわけですが。
  シーズン3 皮剥ぎ犯
彼だけは、デクスターが別件で忙しかったので、当初はターゲットにもならなかった殺人鬼なわけですが、ある理由から、逆にデクスターを狙いはじめます。
彼の場合は殺人鬼というより、拷問の果てに殺してしまったという感じのせいか、それともストーリー上、序盤はデクスターと関わりが浅かったせいか、印象が薄いんですよね。
  シーズン4 トリニティ・キラー
デクスターにとって最強最悪の敵となった殺人鬼であり、大先輩。
若い女をバスタブで失血死させ、子持ちの中年女を飛び降り自殺に見せかけて殺し、家族持ちの中年男を撲殺するという一連の殺人を1サイクルとして30年前から繰り返している男。
FBI捜査官のランディのプロファイルでは、孤独な独身男性というところだけ間違っていました。
妻と子供が二人いて、家族には自分の正体を悟らせないようにしている彼に、デクスターは自分の家庭生活を円満にするヒントがあると近づき、いろいろと学んだのですが……
  シーズン5 ジョーダン・チェイスと仲間達
一人旅の若い女性を集団レイプして殺すという男達。
最初にデクスターは、引っ越しのためのトラックを借りに行って、荷台に着いた血痕が気になり調べていくうちにボイドという男に辿りつきました。
彼が、女性の死体をドラム缶に詰めて沼に投棄していることを知り殺害するのですが、その現場を犯人に拉致されていたルーメンという女性に見られてしまいます。
彼女から、犯人はボイドだけではなく、複数犯だと知らされ、復讐に駆られる彼女に巻き込まれる形で残りの犯人達も殺すことになってしまうのですが……