死体は何処へ

デクスター、シーズン4、第2話です。
なんとか救急隊員に救出されて病院へ運ばれるデクスター。
車はぐちゃぐちゃでレッカーされていきます。
病院で検査を受けさせられ、様子を見るためにしばらく居るように医師から言われますが、飛んできたリタに、大したこと無いからと言って、一緒に帰ってしまいます。
翌日、収容された車を見に行ったデクスターですが、トランクに死体はありません。
次に事故現場へ。
ここにもありません。
死体はいったい何処へ。
何か記憶が曖昧になっていて、自分のパソコンのパスワードも思い出せない様子。
事故の後遺症?
これって、やばいんじゃないでしょうか。
そして合間合間にランディとクインがやたらと話しかけてくるんですよね。
実はクインは殺人現場の捜査中に、現場にあったお金をこっそりポケットに入れているところをデクスターに目撃されていて、その時、目が合ってしまっているんです。
クインはデクスターが、ラゲルタに密告しないかハラハラなんですよね。
デクスターにとってみれば、それどころじゃないんですけどね。
ラゲルタに呼び出された時は、ビクビクでしたから。
ラゲルタは、クインが女記者に連続旅行者殺しの事件の情報を漏らしたせいで、新聞の一面に「バカンス強盗」なんてでかでかと載っていたことを怒られていましたが。
観光地のマイアミでこんな記事書かれたら、そりゃあまずいですよね。
そうでなくても、冷凍車キラー、ベイハーバー・ブッチャー、連続皮剥殺人犯と立て続けに世間を騒がしましたからね。
そういえば、シーズン3でクインが刑事の安月給の割に羽振りが良いことをデボラが指摘して、叔父の財産が転がり込んできたからとか言っていましたが、どうやら本当は現場で盗みを働いているみたいですね。
それにしてもクインって二枚目なのに、美人記者に鼻の下伸ばしたりして、色男ぶって女で身を滅ぼすタイプですね。
あぁ、そう言えば内務観察もユキから怨みを買ってたからでしたね。
ランディは、トリニティ・キラーを15年前から追っているようで、FBIを引退した後も、気になってしかたないらしく、トリニティ・キラーを追ってマイアミに来たようです。
さて、ようやく死体の在処を見つけたデクスター。
度々現れるハリーの幻覚は、そのことを暗示していたんですね。
パソコンのパスワードだってハリーの幻覚に教わったようなものですし。
一方で、リタは事故車を見て真っ青に。
デクスターは擦っただけで大したこと無いと嘘をついていたので、警察署へ乗り込んで、デクスターを休ませるようにラゲルタに直談判する勢い。
デクスターが必死でなだめましたけど。
バカンス強盗の方は、デクスターの活躍で、現場で見つかった血痕から犯人が特定されました。
犯罪歴のない男でしたが、別の発想で犯人を特定したデクスターはさすがです。