泣く子に殺人鬼は勝てぬ

デクスター、シーズン4、第1話を見ました。
正直、シーズン3がちょっと微妙だったので、どうしようかと思っていたのですが、シーズン4は最初からえらいことになりました。
夜中に車を運転するデクスター。
「今日こそ実行する」なんてデクスターが言ってて、間に見知らぬ中年男が風呂場でごそごそやっているシーンが挟まれるので、この男が次のターゲットかと思いきや……
デクスターは息子ハリソンの夜泣きのせいで眠れず、なんとかハリソンのご機嫌をとろうとドライブしていたというオチ。
リタを起こすのは気の毒だからと、夜の子守を引き受けているようですが、なんて良い旦那さん。
アスターは何か反抗期っぽい感じですね。
前のシーズンあたりでも、ちょっとそんな感じがしていましたが。
さて、問題の中年男ですが、若い女がバスルームに入ってきた所を素っ裸で待ち受けて、後ろから組み付いて首を絞めます。
お巡りさん、大変です、変態です。
で、女を裸に剥いて一緒にパスタブへはいり、太股を剃刀で切ります。
暴れる女の首を極めたまま、手鏡で女の死んでいく表情を見ています。
明らかに変態の殺人鬼です。
翌日、寝不足のデクスターですが、これが笑えます。
ちょっとおかしな具合にアレンジされたオープニング曲をバックに、蚊を潰し損ねる、Tシャツには染み、靴紐を結ぼうとしたら紐が切れると、オープニングのセルフパロディになってました。
しかも寝不足のせいで、裁判で失敗して殺人犯が無罪に。
まぁ、デクスターにとっては獲物が出来たので良いかもしれませんが。
バスタブで死んだ女は自殺と他殺の両方の線から捜査をすることになりますが、浴室を調べていたデクスターはタイルの下に、今回の事件とは別の古い血痕を見つけます。
そんな所へ、なんとFBIのランディ捜査官が登場。
うわぁー、まさかの再登場ですよ。
デクスターにしてみれば、気が気じゃないですよね。
ランディはFBIを引退したそうですが、今回の事件で何かデクスターに意見を聞きたそうです。
さて、裁判で失敗して警察の手を逃れてしまった殺人犯ゴメスを殺そうと、準備万端整えたデクスター。
後は拉致ってしまえば良い状態。
ゴメスの行きつけのバーの前で張り込んでいたら、つい睡魔が。
うっかり寝てしまっていたら、警官に職質されるハメに。
バーの前だし、飲酒運転を疑われたようですが、それについては無実ですので大丈夫ですが、バーの前で警官に顔を見られたので、もうここで拉致することは出来ませんし、今日は諦めるしかありません。
さて、バスルームから発見された古い血痕は30年前のものと判明。
当時の事件を調べたら、今回とまったく同じ手口で女性が殺されていて、犯人も捕まっていました。
デボラとクインは、早速、当時の犯人を呼んで今回の事件のことを聞きますが、どうやら前回の事件も冤罪だったようで、彼は真犯人ではないと判明します。
そしてランディから、今回の真犯人はトリニティ・キラーと呼ばれる連続殺人犯で、彼はその事件を追っていると知らされます。
FBIを引退したというのにご苦労様ですね。
さて、デクスターはやっとゴメスを自宅で拉致。
廃墟となったボクシング場のリングでゴメスを殺そうとします。
ところがそこへ、リタから電話。
急いでハリソンに薬を買ってきてほしいとのこと。
仕方なくさっさとゴメスを殺し、死体をバラして、薬を買って車を走らせるデクスター。
ハリーの幻覚が眠るなーと言ってきますが、ついに車が横転する事故に!!
ってこんなところで終わるなぁー!!
シーズン2のクライマックス並に続きが気になります。