模倣犯

デクスター、シーズン2、第6話です。
今回はベイハーバーブッチャーに殺されかけたという男からの通報が入ってきます。
デクスターはまったく身に覚えがないので気楽ですが、ハーバーのビデオのことを知らされて、また不安に駆られます。
さらにドークスがデボラにデクスターの麻薬依存症の話をしたら、鼻で笑われてしまい、再び疑惑の目を向けられることに。
ドークスは署でデクスターが使っている部屋に入って、ハリーと母親のテープまで聞いしまいます。
しかしそこをデクスターに見つかり、とうとうデクスターが爆発。
ラゲルタにドークスの所行を訴えるデクスター。
ドークスの友人でもあるラゲルタは、デクスターをなだめ休憩を取って少し頭を冷やすように言います。
雨の中、ライラの元へ向かったデクスターは、ライラにハリーと母親のことをそれとなく相談。
そのままの勢いで、ついに一線を越えてしまいます。
その後、ランディからの呼び出しでベイハーバーブッチャーの犯行現場へ。
ランディから意見を求められて、現場を調べて模倣犯と断定。
でも鎌を掛けられているんじゃないかと不安が。
しかもランディはベイハーバーブッチャーの手口を、かなり詳細に調べ上げたようで、デクスターも驚くやら感心するやら。
一方でおもしろくないのがデボラ。
せっかく認めてもらったランディが、鑑識のリーダーに選ばれたマスオカを差し置いてデクスターを頼りにしているので、ランディもハリーと同じだと拗ねてます。
しかし話を聞いたランディから「マスオカの下ネタがどうも受け付けなくて」と言う理由を知り思わずランディに抱きつくデボラ。
ファザコン全開ですね。
ベイハーバーブッチャーの模倣犯は、意外とあっさり容疑者が見つかりましたが、証拠不十分で釈放。
それなら俺が証拠を見つけてやるよと、デクスターは容疑者宅へ侵入。
調べている最中に部屋に入ってきた容疑者を尋問したら、憧れのベイハーバーブッチャーに会えたとペラペラ余計なことまで喋ってしまった容疑者。
すでに何人か小悪党を事故に見せかけて殺していたみたいで、完全にデクスターにロックオンされてしまいました。
そのまま、模倣犯の現場へお持ち帰りして、偽物と本物の違いを説明しつつ殺すデクスター。
しかも、今回は見せしめのため、死体は現場へ放置です。
警察にとっても、これは今後の模倣犯抑止にもなるので良いのですが、署の面々は複雑な気分。
ビデオの方は、火災報知器を鳴らして署からみんなを遠ざけた隙に該当部分を消しておきます。
何かデクスターにしては杜撰な気がしますが大丈夫でしょうか。
火災報知器の件は、最初からみんな訓練のつもりで、ちょうど子供達が見学に来ていたこともあり、子供のいたずらだろうということで終わってしまいます。
一方、リタとの関係ですが、ライラを招いてのリタの家での食事会という、普通なら針の筵な状況を難なくこなすデクスター。
しかしその夜、デクスターの部屋でリタとやろうとした時に、ライラから電話が。
無視して留守電に切り替わるのに任せていたら、スピーカーから前回ライラと二人で旅行に行った話をされてしまったので、リタが激怒。
言い訳もさせてもらえず、帰ってしまうリタ。
後から電話で、ちゃんと話させてもらえることになったものの、旅行の時は何もしてない(嘘ではない)と話すデクスターですが、じゃあライラとの間には何もないのねと念を押されると黙ってしまうデクスター。
どうもリタに本当に惚れてしまったのか、リタに対して嘘がつけなくなってきているデクスター。
でもそれだと、リタから帰ってと言われるのも当然ですね。