デボラと氷のプリンセス

デクスター、シーズン2、第5話です。
今回の事件はコミックショップの従業員が閉店後に殴り殺されていた事件。
あっさり凶器を特定したデクスター。
被害者が描いていたヒーダークヒーロー(たぶんベイハーバーブッチャーからインスピレーションを得た)のポスターを思わず見入ってしまうデクスター。
カッコイイと感動しているのかと思っていたら、マイアミで革のコートはないよなぁーって(笑)
でも更生プログラムの集会中に居眠りして、夢の中でそのダークヒーローに扮して母を助ける夢を見ちゃったりして。
この夢の話をライラにしたせいで、母を殺した犯人に会うべきと言われてしまいます。
しかし、あの事件の資料ってハリーの指示でほとんど破棄されたんじゃ、と思ったら犯人の情報は残っていたようで。
一人は死亡、一人は服役中、そして残る一人は司法取引に応じて娑婆に出ているよう。
居場所もちゃんと書いてあります。
あと、証言のテープも残っていたので聞いてみると……
なんと証言は証言でも、デクスターの母親とハリーの会話。
どうもデクスターの母親は、ハリーに協力して麻薬組織の内偵をしていたようです。
ばれたら殺されると怯える母をなだめて、大丈夫だと安心させるハリー。
結果はご存じの通り、ハリーは間に合わなかったわけですが。
おかげでデクスターはハリーに疑いを持つように。
そしてライラは積極的にデクスターの職場までやってきます。
受付で揉めてると、通りかかったエンジェルが鼻の下を伸ばしてデクスターの作業場へ案内します。
今回の事件の検証のため、血糊を充填した頭の模型を淡々と殴っては血の飛び散り方を検証しているデクスター。
その現場へ入っていって、血糊の付いた壁紙を「貰ってもいい?」と聞くライラ。
さらに血糊の作り方を聞いて、シロップと顔料が材料と聞くと舐めて味も良いという感想を漏らすみるライラ。
やっぱりおかしいです、この女。
で、今回の犯人もドークスとラゲルタがあっさり捕まえてデクスターの出番無し。
デクスターはリタの母親に更生プログラムに通っていることがばれて、娘と別れろと言われてしまいます。
がっくりきたデクスターは、ライラと一緒に母殺しの犯人に会いに行きます。
犯人はバーの店主をやっているおじいさん。
閉店までねばっていたデクスターのことを気味悪がっていたんですが、とうとうデクスターが犯人かどうか確認のため質問をしはじめます。
しかし嘘を吐く犯人についに感情的になって、ボッコボコに殴り出すデクスター。
殴り殺してしまうかと思ったところでライラから電話。
なんとかライラが駆けつけて犯人は無事でした。
そしてライラから、彼女の罪を打ち明けられるデクスター。
彼女は元彼が自分を薬漬けにした売人で、復讐のため彼の家に放火したら、熟睡していたのか彼は焼け死んでしまったという話。
……いや、殺意まではなかったって言ってるけど、どう考えてもダメでしょ。
彼の火の不始末ということで、事件は片付いたらしいですけど。
まぁ殺人犯でも、殺した相手が犯罪者だから、デクスターとしても殺す対象にならないんですけど、何だかなぁ。
そしてリタの方は、母がデクスターの薬物依存に気付いて追い出したことに気付き、デクスターはポールとは違うと反論。
結局、リタの母は様子を見るためリタの家に居着くようです。
さてベイハーバーブッチャーの件は、前回の藻のおかげで犯人が使っているハーバーは3つに絞られたようで、もちろんデクスターの船があるハーバーも捜査対象です。
兄貴の船があるからとランディをハーバーへ案内するデボラ。
夜闇に紛れて何かをするには絶好のロケーションだと、監視カメラの設置を提案するランディ。
その話を聞いて、夜中に慌てて船に血痕が残ってないかルミノール液を拭きかけながらブラックライト片手に調べ始めるデクスター。
ところがすでに監視カメラが!!
あぁ、あとデボラの彼氏ですが、メールをチェックしたら、出版社宛に「氷のお姫様」というタイトルでメールを送っているのを発見して、自分のことをネタにした小説を書いていると思ったデボラはキレて彼の元を去ります。
しかしランディが職権濫用して彼氏のことを調べていてくれて、彼が童話作家ということが判明。
「アナ雪」ならぬ「デボ雪」ですね、わかります。
と言うかあのマッチョくんが童話作家って……
結局デボラはランディに諭されて仲直りすることに。
良いお父さんですね>ランディ