女は怖いよ

デクスター、シーズン2、第4話です。
リタの所にポールのせいで疎遠になっていた母親が訪ねてくるということで、リタの掃除に余念がありません。
コーディーはベイハーバーブッチャーが怖くて寝不足気味。
そんなコーディーのために、ベイハーバーブッチャーは悪いやつしか殺さないと言って安心させるデクスター。
情報源はデボラなんだけど、なんか秘密諜報部員みたいな肩書きを付けられています。
まぁ前回、デボラが気付いて調べてみたらほとんどの被害者が殺人犯だったことがわかって、残りの被害者も何らかの犯罪に関わっていたのではないか再捜査をするようにランディから捜査員に指示があったわけですが。
エンジェルはシーズン1第1話で殺された慈善家風の男を担当。
当然、奥さんも旦那の性癖に気付いてなかったので、うちの主人に限ってと相手にしてもらえず。
他の連中が次々に被害者の殺人の証拠を探し出してくるのでエンジェルも焦り気味です。
最終的に、奥さんにご主人を疑ってすみませんでしたと誠実に謝罪をしに行ったら、奥さんの態度も軟化して、実は主人が拳銃を隠していたという話に。
そしてなんとマスオカがベイハーバーブッチャーに繋がる発見をしたと聞いてデクスターは気もそぞろ。
探りを入れてみると死体袋から見つかった藻で、船の係留地が特定出来るとか。
藻って海底で付いたもんじゃないの?
沈める前にそんなもの何処で付いたんだよと不安になるデクスター。
不安になって相談をしようとライラの家を訪ねてみると……
ライラは芸術家らしく、作品にマネキンと奇妙なオブジェを使っているのですが、どう見ても猟奇殺人現場です。
お巡りさんこいつが犯人です(爆)
陽気なライラは作品の材料を仕入れに行くというので、着いて行くデクスター。
あれが良いわと、いきなり車を鉄柵に突っ込ませるライラ。
倒れた鉄柵を、そのまま荷台へ。
お巡りさーん、泥棒ですよ(核爆)
その後も、気に入ったオブジェを次々に盗むライラ。
デクスターが、俺一応警察の人間なんだけどと言っても聞く耳持たず。
ダメだこいつ、早く何とかしないと……
そんなこんなしているうちに事件発生。
現場で血の飛び散り方から、犯人の射撃の腕前が凄いとデクスターが言うと、ドークスが被害者の旦那が特殊部隊の出だと気付きます。
ドークスも特殊部隊出身だったしなぁ。
デクスター大丈夫かと思っていたら、こちらの事件はドークスがあっさり犯人を射殺して終わり。
ドークスの方がさらに早撃ちだったようです。
一方のパスカルは、相変わらず婚約者の浮気の件で職権濫用中。
マスオカに服に着いた他の女の匂いを特定しろなんて無茶振りをしていたようですが、さすがの変態マスオカでもそれは無理だったようです。
ついに切れて周りの人間に八つ当たり。
さすがにマシューズ警部もこれではダメだと、ラゲルタをチーフに戻します。
意外にもラゲルタがパスカルを庇っているのが不思議。
デボラはFBIのランディからの助言で息抜きを兼ねてナンパ。
相手は以前、ジムで親切にしてくれた男です。
デクスターが留守だから、部屋に連れ込んでいきなり始めちゃうデボラ。
しかも彼氏を手錠でベッドに拘束して。
冷凍車キラーのせいで、変な性癖が付いてしまったようです。
しかし好事魔多し。
予定を変更したデクスターが戻って来てしまって鉢合わせ(笑)
珍しくチェーンをしてなかったデボラも悪いんですが。
うっかりリタにライラが変わった人だと言ったせいで、後見人を替えたらと言われてしまうデクスター。
言われた通りライラに別れを告げるデクスター。
しかし、さらにデクスターの心に踏み込んで、完全な善人も完全な悪人もいないと言う彼女に、デクスターはベイハーバーブッチャーの被害者を収容したテントへ案内します。
それを見てもライラは、この犯人だってただの人間と言い切ってしまいます。
彼女に感心したデクスターは、結局、彼女に後見人を続けて貰うことにします。
さらに藻の件が気になって仕方ないデクスターは、ついに遺体を収容したテントの冷房を外から壊し、ゴミ収集車のせいに見せかけます。
海洋学者が藻を調べるためにやってきた時には、テント内は腐敗臭が満ちた地獄に一変していて、可哀想に吐きまくる海洋学者。
その話をマスオカから聞いて、内心ガッツポーズのデクスター。
しかし、藻と言うのは、死体を沈めるのに使った石に付着していたもので、ランディの指示で別の冷蔵庫に保管してあったので、無事、海洋学者に引き渡して調査をしてもらっているとのこと。
一転デクスターピンチ。
あとリタの母親と言うのがまたくせ者。
デクスターが演技をしていることを見抜いているようです。
最後にラゲルタ。
パスカルの婚約者の浮気相手でした。
しかも自分の地位を取り返したら、もう用無しとばかりに、パスカルの元に帰るように追い出します。
うわぁー。
この人も地位のためなら手段を選びませんね。