デクスター、スランプに陥る

デクスター、シーズン2第1話を見ました。
シーズン1の最後で、実の兄であり、冷凍車キラーでもあったルディを自殺に見せかけて殺したデクスターですが、あれ以来、ドークスに目を付けられプライベートまで尾行されているので、迂闊に殺しもできません。
1ヶ月くらい我慢していたのですが、ようやくドークスの監視の目を欺いてまじないグッズの店主を殺そうとしますが……
この店主、盲目で呪いで人を殺しているとの話だったのですが、デクスターが脅しをかけると、ターゲットのビールに薬を混ぜて殺していたようです。
しかし、デクスターが、いざ殺そうとしたら手が震えて失敗。
どうにもいつもの調子が出ない。
結局、脅すだけにして解放してやります。
そして妹のデボラは冷凍車キラーに殺されかけたトラウマから、デクスターの部屋に転がり込んでいるうえ、ニュースで市民に顔を知られてしまった結果、職場復帰してからも好奇の目に曝されてストレスから情緒不安定に。
一方、リタは獄中のポールからデクスターに嵌められたと言われてうんざり。
しかし、ポールの主張する彼の靴が家の傍から見つかってしまい、デクスターに疑惑を抱きはじめます。
ラゲルタの後任のパスカルは、婚約者が浮気をしているらしく、仕事が手につきません。
と、まぁシーズン最初からトラブルの種がいっぱい。
スランプ脱出のため、次にデクスターが狙ったのは身長2メートルはあろうかというマッチョなギャングの殺し屋。
先に失敗した店主は脅しが効いたのか、街から出て行ったらしく、空き家となった店を使ってリベンジを謀りますが、さすがに筋肉達磨だけあって、デクスターの拘束を力で引きちぎって逃走。
がっくりきてリタの家へ行ってみると、ポールが死んだと告げられます。
リタが証拠の靴が見つかったのに、弁護士に渡さないと言ったせいで自暴自棄になって、刑務所内で喧嘩になり死んでしまったらしいです。
ポールが死んだのは、自分のせいだと自責の念に駆られるリタを慰めるデクスター。
さて、一番の問題は最後、家に帰ったデクスターを待ち受けていたのは、デレビのニュースに興奮しているデボラです。
テレビには、マイアミの海底で見つかった多数の死体について報じていました。
そう、デクスターが海へ投棄していた死体です。
トレジャーハンターが、海底に沈んだと言われている沈没船のお宝を探していて、見つけてしまったんです。
これは、もうスランプ中のデクスターにとっては最悪の展開です。