おばぁちゃん逃げてー

「デクスター」第9話です。
冒頭で、シャワーを浴びる時は一人になれると言うデクスターのモノローグから始まるのですが、すぐに今はそうでもないと否定し、リタが一緒にシャワーを浴びに入ってきます。
しかも子供達が、トイレだ洗顔だと入ってくるので落ち着きません。
そこで、息子の方が、デクスターの脇腹に大きな傷があるのを発見。
デクスターは「決闘で勝った時の傷」と誤魔化し、スゲーとか言われるのですが……
これが今回の伏線だったとは。
一方、ドークスはエンジェルと車で移動中、突然、車を飛び出し男を追っていきます。
エンジェルも車を回してドークスを追うのですが、橋の下へ潜られたので、車を捨てて降りていくと銃声が。
エンジェルが辿りついた時にはすでに終わっていて、男はドークスに撃たれて死んでいました。
一応、現場検証ということで、デクスターも呼ばれるのですが、現場の血の飛び散り方とドークスの証言が食い違っていることを言うと、怒ったドークスから食いつかれます。
ドークスの思い違いだろうとなだめるエンジェルですが、彼もドークスの言動には不信感を拭えません。
ラゲルタは内部監査が入ることをドークスに告げますが、ドークスの態度は変わらず。
一応、血痕鑑定の報告書を正式に作成するデクスターですが、エンジェルはドークスの話を聞いてからと、とりあえず報告書は棚上げにします。
この話で結局、エンジェルは真実を内務査察部に言うのですが、どうもドークスの行動は軍と関わりがあるものだったらしく、軍から横槍が入ってうやむやにされてしまいます。
おかげでエンジェルは告げ口野郎と刑事たちから言われる始末。
そんなエンジェルを庇ったのがドークスでした。
ちょっと怖いですけど。
さて、デクスターの方ですが、弁護士を通じて父親からの遺産相続の話が舞い込みます。
義父のハリーはとっくに亡くなってますし、実父も不幸な事故で亡くなったと聞いていたデクスターとデボラは、何かの間違いだろうと思うのですが……
結局、一応、遺産として残された家を見に行くことに。
デボラには着いてこなくていいと言ったのですが、リタが代わりに着いていくと言い出します。
さらに冷凍車キラーの正体を現していないルディがデボラをそそのかして、自分たちも着いてこうとします。
父の遺体と引き合わされたデクスターは、遺体の肘にあった蜘蛛の巣のタトゥーを見たことで、忘れていた子供の頃の記憶をフラッシュバックします。
念のため、遺体から血を抜き取り、自分の血と一緒にマスオカに送ってDNA鑑定と薬物検査を依頼するデクスター。
しかし、そのことがデボラにバレてしまい、自分たちの父親はハリーだけで、そのハリーは自分たちに嘘をつくはずがないと怒り出すデボラ。
実はデクスターには、もう一つ引っ掛かる子供の頃の思い出があったのです。
それが冒頭の傷に繋がる思い出。
子供の頃に大怪我をしたデクスターだったが、特殊な血液だったため、輸血に使う血が足りない。
ところが朦朧とするデクスターは、義母がハリーに血が必要だから「あの人」に連絡を取ってと訴えているのを聞いていました。
そしてあっさりと調達される輸血用の血液。
やはりハリーは実父と連絡を取っていたのか。
それともう一つ気になるのが、実父の死因。
念のため薬物検査を頼んでいたのがビンゴで、どうも強力な鎮痛剤が検出されてました。
お向かいのお婆さんに父が亡くなる前に誰か訪ねてきてなかったと聞いたら、ケーブルテレビの工事の人が来ていたと。
しかもその特徴がルディそっくりなんですけど(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
ルディが冷凍車キラーだとは夢にも思わないデクスターは、その情報をまったくスルー。
夜中に、遺体の注射痕を確認しようと病院に忍び込んだデクスターですが、遺体はすでに火葬されて灰に。
しかも警備員に見つかってしまい、とっさに遺灰を持って逃げるデクスター。
そこへルディが車で迎えに来ます。
ルディの勧めで、父親が好きだったというボーリング場に遺灰を撒いて弔うことに。
そして家の片付けも終わり、売り払ってさっさと帰ろうとするデクスターたち。
そこへ向いのお婆さんが出てきて、ルディに向かって「ケーブル屋さん、家のテレビがおかしいので見てほしい」と叫んでいるのですが、みんな無視。
というか、デクスターはお婆さんが何を言ってるのか気付いてないのか、手まで振って。
そしてラストシーンではケーブル会社の社員に扮したルディがお婆さんの家を訪ねるところで終わっていました(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル