生麦生米ヴェロニカ・マーズ

やっと映画版「ヴェロニカ・マーズ」が見れますよ。
シーズン3終了から作品内では9年が経っていました。
ヴェロニカはNYでロースクールに通って弁護士を目指しています。
恋人は相変わらず毒にも薬にもならないピズです。
10年振りの高校の同窓会の誘いも無視して、ネプチューンには帰らないと決意していたヴェロニカですが、高校時代の同級生キャリーが殺され、ローガンが容疑者にされていることを知りネプチューン行きを決意します。
ネプチューンは保安官の汚職がさらに酷くなって、町の雰囲気も最悪です。
最初はローガンの弁護士を選ぶだけのつもりだったヴェロニカですが、やはり探偵の血が騒いできます。
同窓会で、スーザンも船の事故で死んでいて、キャリーもその船に乗り合わせていたことがわかり、キャリーはスーザンの死に関する重大な秘密を公表しようとして、口封じのために殺されたのではないかと推理。
船には他に、コブ、ディック、ジア、ルークが乗っていたとのことで、早速探りを入れるヴェロニカ。
同窓会のシーンがまた最高で、懐かしい面々の9年後というのが……
特に意外だったのがウィーヴィル。
すっかり子煩悩なお父さんになっちゃって(笑)
まぁ、その後にえらい目に遭っちゃうんですが。
キース父さんも、保安官事務所の腐敗に関してこっそり調べていたようですが、副保安官のサックス毎、事故を装って殺されそうになります。
この事故でサックスは死亡、キースもICU入りの重傷。
これが逆にヴェロニカの探偵魂に火を付けてしまいます。
スーザン、キャリー殺しの犯人候補に罠を仕掛け、犯人をあぶり出します。
無事、ローガンの無実を証明して、保安官にもキツイ逆襲を。
ローガンは軍の仕事があるからと、ヴェロニカに別れを言いますが、必ず帰ってくると約束してくれます。
そして、結局、一連の騒動でピズの両親と会う約束も、弁護士事務所の面接もすっぽかしたヴェロニカはネプチューンのマーズ探偵事務所に残って、入院中のキースに代って仕事をやることに。
ウィーヴルと事務所に入っていくとケインソフトウェアに就職したはずのマックが受付にいて、ウィーヴィルは昔の仲間と一緒にバイクで出動して行きます。
もうこの映画の素晴らしさは、やはり同窓会のシーンに集約されてますね。
懐かしいの面々が次々と現れて近況に納得したり、驚かされたり。
校長もヴェロニカがいなくなって「退屈」だったそうですし(笑)
卒業して印象に残る生徒というのは、優等生より問題児の方なんですよね。