危ない人

とりあえず「デクスター」第1話を見ました。
まずは登場人物紹介的な話でした。
主人公のデクスターは表向きは優秀な血痕鑑識官で、社交的で恋人もいてリア充爆発しろ的な人ですが、裏では必殺仕事人やってます。
慈善家風の男を誘拐して、彼が殺して隠していた子供達の遺体を見せつけ、罪の意識を刺激しながら殺します。
デクスターの妹のデボラは、コールガールに潜入捜査中の婦人警官。
でも殺人課へ転属したくて、デクスターに殺人事件の解決の糸口がないか聞いてきます。
その殺人事件というのが、全身の血液を抜いた状態で遺体をバラバラに解体するという手口。
デクスターは、その手際の見事さに思わず見惚れてしまいます。
でも、血痕がなければ彼の仕事にはならないので、鑑識仲間におかしく思われないうちに退散。
と言うか、遺体を前に殺人の手口の素晴らしさを熱弁するなんて完全に変人ですけどね。
普段の仕事では血痕から、犯人のプロファイルなんてこともしていて、これが当たっているもんだから、見当違いの捜査をしていた刑事からは妬まれているようです。
恋人のリタは一女一男の子供を抱えるバツイチ女性。
離婚した夫からDVを受けていたらしく、やや男性恐怖症気味。
デクスターは性的行為に興味がないらしく(ゲイでもない)、カモフラージュの恋人にぴったり。
子供達のあしらいも、知らない人が見れば良いお父さんという感じ。
さて、話は戻ってバラバラ殺人事件。
デボラからの相談を受けている時、他の鑑識の人が言っていた「結晶化」という言葉を聞いて、犯人は犯行に冷凍車を使っているのではないかと推理。
デボラに盗難にあった冷凍車を探すようにアドバイスをしてあげます。
ところが、デクスターが裏の家業に出ていると、怪しい冷凍車を発見。
思わず付けてみると、尾行に気付かれ、すれ違い様に生首を投げつけられてしまいます。
すぐに署に連絡をしたものの、逆光で犯人の姿は見えず、まんまと逃げられてしまうわけですが。
デボラが嫌っている女警部補のラゲルタですが、どうもデクスターに気があるみたいで、冷凍車キラーの目撃をしたデクスターに事情を聞く時も、あからさまに迫っていたのですが、そういう感情に疎いうえ、冷凍車キラーのことで頭がいっぱいのデクスターはまったく気付かず(笑)
デクスターが家に帰ると、玄関には冷凍車キラーからのメッセージらしいバラバラにされた人形が置かれていました。