コロンボの鼻歌

「自縛の紐」
健康トレーナーのマイロは、海外のトンネル会社を使うことで荒稼ぎをしていた。
しかし彼の不正に気付いたスタッフォードは、証拠を集めて彼を告発しようとする。
マイロはクラブに籠もって不正の証拠を探すスタッフォードを殺害し、トレーニング中に事故に見せかける工作をする。
さらに彼の声を録音したテープを使って死亡時間を誤魔化すことで自分のアリバイを作ろうとする。
しかしコロンボはスタッフォードの遺体の状況に不信を抱きマイロを調べ始める。
今回はストーリーとしてはそんなにパッとしないのですが、途中でコロンボさん(ヒーター・フォーク)が鼻歌を歌いながら海岸を歩くシーンがあり、ここは吹き替えなしでした。
それとスタッフォードの旧友で事件の鍵を握ると思われるルイス氏を捜すコロンボが、ルイス氏の職場へ行ったシーンが笑えます。
ルイス氏のことを受付嬢に聞くとコンピュータを使って調べてくれるのですが、当時のコンピュータなのでかなり大仰で時間がかかってしまいます。
なかなか答えが出てこないのでイライラするコロンボが、しつこく受付嬢にまだか聞くシーンが笑えます。
思わず「パイルD-3の壁」の役所を盥回しにされるシーンを思い出してしまいました。