お役所の壁

今日は「パイルD-3の壁」です。
天才建築家と呼ばれている人が犯人ですが、今回問題になったのは死体の隠し場所です。
死体が出てこないことには殺人事件としての捜査は出来ませんからね。
被害者は世界中を飛び回っている忙しい事業家なので、連絡が取れなくても不審に思われないということでしたが、定期的に訪れないといけないペースメーカーの電池の交換手術にも来なかったのでコロンボも殺人事件を確信したようですね。
そして死体が埋めてあると思われる建築現場のコンクリートパイルを抜き出して解体すようとするのですが……
これがまた大変。
作業そのものも大変ですが、それ以前に役所の許可を取らないといけません。
おかげで役所で盥回しされるコロンボが笑えました。
そしてそれだけ苦労してパイルを解体してもらったのに、死体どころか被害者の服の切れ端すら出てこなかったので、コロンボの面子は丸潰れ。
犯人は死体を何処に隠したのでしょうか。