あぁ、もう甘酸っぱいなぁ

読了。
どれもこれも軽く読めて、なかなか良い日常系ミステリーでした。
今までの感想は
ここここ
市井 豊「横槍ワイン」
学園モノというには、少し年を食ってる大学生たちが主人公。
映研で撮った作品を上映しようと仲間の家に集まったら、電気を消して上映している間に、女子部員の一人にワインがぶっかけられるという事件が発生。
誰が何の為にそんなことをしたのか。
本人が帰ってしまったため、残された者であれやこれやと推理をするんだけど、そこに恋愛模様が絡んできて……
これもシリーズものなんですね。
梓崎 優「スプリング・ハズ・カム」
高校を卒業してから15年ぶりの同窓会。
当時みんなで埋めたタイムカプセルには未来の自分たちへ向けた手紙が入れられていた。
そして、その中はに卒業式で起きた放送室ジャック事件の犯人の声明も入っていた。
当時の放送部員達が回想しながらその犯人とトリックを推理するのだが……
放送室ジャックとは別に叙述トリックが仕込まれていて、最後に驚かされました。