舞台風のテレビドラマ

アザミ嬢のララバイ DVD-BOX

アザミ嬢のララバイ DVD-BOX

大阪にいる兄からのおすすめ。
深夜枠のドラマでセットとかも舞台風のチープな作りで、もちろんCGも特撮もなし。
登場人物も1話に3人程度。
それでいて話の内容は「世にも奇妙な」的なものが多いみたいです。
とりあえず3話目まで見ました。

第1話「秘密を吸う」
ベンチで年下の彼を待つ女。
しかし彼はいつも残業で待ち合わせに来られず携帯にゴメンの電話がかかってくる。
疲れを感じる彼女の前に怪しげなテントのオイルマッサージ屋の青年が現れる。
導かれるまま彼のテントでマッサージをしてもらう女。
やがて思い出した記憶の中で子供の頃にもその青年と会っていたことを思い出す。
今と同じ姿の青年と。
そしてテントの中には赤い液体を湛えた瓶が並べられていて、そのひとつひとつに女の名前の書かれたラベルが貼られていることに気付く。

第2話「愛を、更新する」
年に一度だけホテルで会う男女がいた。
高校時代からの付き合いで、今は男の転勤で年に一度しか会ってないが……
お互いに結婚する意思はなく、ただ一年に一度ホテルで会うだけの関係だったはずが……
これは「世にも奇妙な」系ではなく普通にありそうな話。

第3話「しろへびの涙」
山で死にかけていた所をある男に助けられた白蛇は人間になって男と会いたいと願った。
人間になる代償は人間をひとり殺すこと。
ただし一度ターゲットを決めたら変更は出来ない。
そして期限内に殺さなければ自分が死ぬことになる。
人間になった白蛇は今度は浮浪者に助けられ、彼が憎んでいる男を殺そうとする。
ホステスになりターゲットに近づく白蛇。
だが、ターゲットの男こそ蛇だった自分を助けてくれた男だった。
期限ギリギリになり、白蛇は男を山へと誘うのだった。