今更はまってしまいました

ある日、10発の謎のミサイルが東京に着弾し、不思議なことに1人の死傷者も出なかった。
この事件は首相の失言から「うかつな月曜日」と呼ばれた。
森美 咲は卒業旅行で行ったアメリカで単独行動中、ホワイトハウス前で騒動を起こしてしまう。
そこに現れたのが拳銃と携帯電話を持った裸の青年だった。
警官達は咲を放って青年を追うが……
青年は逃げたふりをして近くに隠れていて再び咲の前に姿を現す。
結果的に助けられた咲は彼にコートを渡す。
しかしコートのポケットに財布とパスポートを入れたままだったことを思い出した咲は彼を追うのだった。
一方の青年は記憶喪失で唯一携帯電話が繋がったコンシェルジュを名乗るジュイスという女性から、自分から記憶喪失になるように仕組んだことと、アパートの場所を教えられる。
そして辿り着いたアパートには大量の武器弾薬と偽造と思われる複数のパスポート等が置いてあり、警察に踏み込まれたらテロリストのアジトと思われるような部屋だった。
とりあえず滝沢 朗名義のパスポートを選び、追ってきた咲と共に日本へ帰る滝沢だったが、その時、東京に11発目のミサイルが撃ち込まれた。