あれから4年……

岩本隆雄さんというSF小説家の人がいます。
代表作は「星虫」シリーズ。
18年前「星虫」でデビュー。
翌年、「星虫」の中で語られた4年前の事件を描いた「イーシャの舟」を発表。
それから10年間、休眠。
2000年に出版社を新潮社から朝日ソノラマに変えて加筆修正された「星虫」「イーシャの舟」が出版される。
「ミドリノツキ」と星虫シリーズとして「鵺姫真話」「鵺姫異聞」を立て続けに発表。
しかし、2004年にソノラマ文庫から発売予定だった「夏休みは、銀河!」1巻が発売されずそのまま4年が過ぎました。
朝日ソノラマが無くなり、朝日新聞出版が後を引き継いだのが去年の話。
そしてついに、ついに「夏休みは、銀河」が上下巻で一気に発売されました。

夏休みは、銀河! 上 (朝日ノベルズ)

夏休みは、銀河! 上 (朝日ノベルズ)

夏休みは、銀河! 下 (朝日ノベルズ)

夏休みは、銀河! 下 (朝日ノベルズ)

24年前の「悪ガキ三人組」が残したメッセージを見つけた小学生4人と大学生1人は、「悪ガキ三人組」が課したミッションを次々とクリアしていく。
ところが、最後に「悪ガキ三人組」すら成し得なかった最後のミッションというのが……
やがて騒動は地球のみならず銀河を巻き込む大騒動へと発展していく。

いや、もうなんかあらすじ読んだだけでわくわくしてます。
ああ、もう読むのがもったいないくらい(笑)