#1偽りの素顔
ブレンダの初仕事は有能な科学者のコリアー博士宅で起きた殺人事件。
博士宅で見つかったのは身元不明の女性の全裸死体。
秘書の話では博士は旅行中と言うが、足取りが掴めない。
そのため博士が犯人かと思われたが……

結構、最初の方で私も真相に気付きましたが、動機を見誤っていました。
敬虔なカトリック信者だったせいとは……

#2裏切りの代償
映画スターの妻で元モデルのヘザーが浴室で死体となって発見される。
事故死と殺人で捜査は進められ、関係者の証言を聞いてまわったブレンダはあることに気付いた。

地道な聞き込みの中に真相が隠れていました。
ハリウッドらしいスターのスキャンダルを背景に、意外なところで起きた愛憎劇。

#3正義の行方
刺殺されたロシア人の少女は売春婦だった。
しかもお客は政府の高官も含まれ、聞き込みも慎重に行わないといけない。
そんな中、浮かび上がった容疑者は入国管理局に勤めるテイラー警部の友人と売春組織の元締めで少女のパトロンだった男。
しかし元締めはFBIに監視されていて事件当時はFBIに拘束されていたという鉄壁のアリバイがある。
しかしブレンダはそのアリバイに不自然なものを感じる。

この事件でブレンダは犯人を捕まえません。
代わりに犯人が破滅するように誘導します。
おそらく犯人は組織によって殺されるでしょう。
それがブレンダにとって殺された少女達に代わって出来る復讐なのでしょう。