宮崎アニメを実写化したら……

宮崎アニメのファンで「もののけ姫」の米国公開の際は英語版の吹き替え脚本を担当したニール・ゲルマン監督作品「スターダスト」です。
最近の宮崎アニメではなく昔のエンターテイメントな作風が好きなんでしょうね。
若さを求める魔女や空飛ぶ船の乗った空賊たちとか。
トーリーは軽いノリでお子様でも大丈夫……ですよね。
主人公が一夜限りのアバンチュールで生まれた子だとか(笑)
それからストームホールド王の王位継承争いで次々と王子たちは殺し合うわけですが、殺された王子は時期国王が決まるまで成仏出来ず幽霊の状態でいないといけないんですよ。
それが死んだ瞬間の状態のままだから、毒を盛られた程度ならまだいいですけど、焼け死んだらしい人はあちこち焼けただれているし、墜落死だと首が曲がって顔面が半分ぺちゃんこだとか、風呂に入ってる時に殺されたから裸のままとか……
なんか幽霊になったおかげで王位継承権なくなってむしろほっとしているのか、性格が生前より明るく軽くなってるような気がするのは私だけでしょうか。
それと主人公のトリスタン。
なんか、あの父親にしてこの子ありって感じですね。

スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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イギリスのウォールの村のはずれにある壁(ウォール)はこの世とストームホールドというファンタジー世界を隔てている壁と言われている。
その唯一の裂け目には番人を名乗る老人が、夜も寝ないで見張っている。
好奇心旺盛な青年ダンスタン(ナサニエル・パーカー)は番人をうまく騙してストームホールドへ。
どうみても魔女の下女にしか見えない自称王女と一夜のアバンチュールをして村へ帰ります。
しかし、その後、番人から赤ちゃんが届けられます(笑)
身に覚えのあるダンスタンはトリスタンと名付けられた赤ん坊を男で一つで育て上げるのでした。
と、ここまでがプロローグ。
軟派な青年に育ったトリスタン(チャーリー・コックス)は村一番の美女ヴィクトリア(シエナ・ミラー)に恋をしていた。
身分違い*1の上に彼女にはハンフリー(ヘンリー・カヴィル)という恋人がいる。
それでもなんとか彼女の気を引こうと、ちょうど壁の向こうに流れ星が落ちるのを見て誕生日までに取ってきてやるよと約束。
壁を越えるために父に相談して初めて自分の出生の秘密を知らされるトリスタン。
そんなこんなで壁の向こうに落ちた流れ星を取りに向かうトリスタン。
ところがこの流れ星がいわくつきの流れ星。
トームホールド王が死ぬ間際に王位継承の条件としてルビーのペンダントを投げて取ってきた王子に王位を継承させると言ったのだが、そのルビーに撃墜されたのがこの流れ星。
しかも何故か美女。
当然、自分を撃墜したルビーのペンダントを勝手に着用。
そのイヴェイン(クレア・デインズ)と名乗った流れ星を真っ先に捕まえたのがトリスタン。
ところが王位継承権をかけた王子達(殺し合いですでに二人に減少)や流れ星のパワーで若さを取り戻そうとする魔女たちに追われて大冒険。
途中で空賊の親分に助けられたりしながらウォール村を目指します。
そして……

*1:英国ではこれが重要