何故日本人っぽい名前?

J「学生時代のTRPG仲間のことを少しお話ししましょう」
蘭「ソードワールドクトゥルフやるときもみんな同じ名前使ってたんすね」
J「まあハンドルネームみたいなもんです」
蘭「もしくはリングネーム」
J「赤コーナー、ドラゴンスレイヤーの称号を持つ剣士サイゾー!! ってなんでやねん」
蘭「のりつっこみは本場の人でも難しいんすから、師匠はやめたほうがいいっすよ」
J「……」
蘭「ほらほら、落ち込まない」
J「二人目は忍者を目指して修行中のクールガイ、疾風のジロー」
蘭「ソードワールドに忍者なんてありましたっけ?」
J「いつか上級ルールとかワールドガイドで出ると信じてたんだよ」
蘭「しかし日本人っぽい名前ばかりっすね」
J「一応、私はエルフの魔法戦士ジェットと名乗っていたけど」
蘭「その割には器用度と敏捷度が低かったっすね」
J「あれは他の奴らが異常に早かったんだよ!!」
蘭「メンバーはあと二人いたんすよね」
J「ああ、魔法使いのシズクと女戦士のリリンだ」
蘭「リリンの名前の由来は間が抜けたマリリン・モンローでリリンだったんすね」
J「そうそう、確か竹河聖さんの小説にドンナってあだ名の女の子が出てきて、なんでドンナかって言うと間が抜けたマドンナみたいだからっていう話だったんだ」
蘭「むこうがマドンナなら私はマリリン・モンローよってわけっすね」
J「まあ、そんな5人でよく冒険したもんです」