劇場版ティム・バートン 死体の花嫁

コープスブライド」見ました。
ヴィクター(ジョニー・デップ)は成金のバン・ドート家に生まれた気の弱い青年。
没落貴族のバーグロット家に生まれた清純な娘ヴィクトリア(エミリー・ワトソン)と政略結婚させられることになっていた。
お互いの両親にとっては家柄と財産を秤にかけた打算ずくめの結婚で、本心では相手の家のことを快く思っていない。
ただ当の本人同士はなんでこの親からこんな子がと思われるような初々しいカップル。
ただ、気が弱くてあがり性のヴィクターは結婚式のリハーサルでヘマをしてしまい、厳格なゴールズウェルズ神父(クリストファー・リー)から式次第を完璧にこなせるようになるまで式は延期だと言い渡されてしまう。
夜になりヴィクターはなんとかしようと人気のない橋の上で練習を始めるが、思わず熱が入りふらふらと森へとさまよいこんでしまう。
どうにか指輪をはめるところまでうまくいきほっと一息入れたヴィクターに、ヴィクトリアの指にみたてていた枯れ木がヴィクターの腕を掴んで地中に引きずり込もうとした。
ヴィクターが枯れ木と思っていたのは男に騙されたうえに殺され花嫁姿のまま埋葬されたエミリー(ヘレナ・ボナム・カーター)の死体(コープス)だったのだ。
ヴィクターから指輪をはめられ、自分と結婚してくれると思いこんだエミリーはヴィクターを地底の死者の国へと連れて行ってしまう。
一方でヴィクトリアも行方不明になったヴィクターを案じるも、両親が新たに決めた婚約者・バーキス卿(リチャード・E・グラント)と結婚させられそうになります。
しかし、このバーキス卿こそエミリーを殺した男で、ヴィクトリアとも結婚してバーグロット家の名前さえ手に入れたらすぐに殺すつもりだったのです。
はたしてヴィクターとヴィクトリアの愛の行方は。

ティム・バートンのコープスブライド 特別版 [DVD]

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最初は軽く流したいので日本語吹き替えで見ました。
なのにゴールズウェルズ神父の声がクリストファー・リーだとわかってしまうのはおかしいでしょうか(笑)
もっともロード・オブ・ザ・リング事件以来、映画はなるべく吹き替えで見るようになったので有名俳優が声をあてていると言われてもピンとこない人ですけど。
ロード・オブ・ザ・リングといえばゴールズウェルズ神父の「ここは通さん」はガンダルフのパロディらしいです。
クリストファー・リーはサルマン役だったけど。
それにしてもエミリーが妖しくかわいいです。
ヴィクトリア役のエミリーではなくてコープスブライドのエミリーね(ややこしい)
それとこれってCGじゃなくてストップモーションアニメなんですね。
メイキング見るまでずっとCGだと思っていました。
ラストで「月光蝶」という言葉が頭に浮かんだけど気のせいですね。
P.S.
本日はCLANNADは休みました。