夢落ち禁止(w

ファム・ファタール」というのはフランス語で「運命の女」と言う意味らしいです。
でもいつの間にか「男を翻弄する悪女」を指すようになったとか。
ロール(レベッカ・ローミン・ステイモス)は盗賊団のひとりでカンヌ国際映画祭の会場で、1000万ドルの宝石を盗んだ実行犯。
ところがお宝を手にした途端、仲間を裏切って逃走。
そして偶然、身を隠した部屋でリリー(レベッカ・ローミン・ステイモス二役)という自分とうり二つの女性と出会う。
リリーは隠れているロールに気づかず自殺してしまう。
ロールはリリーの死体を始末して入れ替わることにする。
そしてアメリカへ高飛びする飛行機で出会った男と結婚する*1
しかし7年後、ロールは男がフランスへアメリカ大使として赴任したためパリへ戻ってきてしまう。
しかもセレブとなった自分はマスコミの格好の餌。
写真が新聞にでも載ったら昔の仲間に見つかってしまう。
何とか正体を隠そうとするロールだったが、カメラマンのニコラス(アントニオ・バンデラス)にスクープ写真を撮られてしまう。
折しも裏切った昔の仲間が刑期を終えて出所してきたばかり。
はたしてロールの運命は…

と、まあこんな感じなのですが、あのオチは賛否両論でしょうね。
それにしてもレベッカって筋肉質な体で脱いでもぜんぜん色気を感じないのは…
エロティックサスペンスを期待して見るとがっかりでしょうね。

ファム・ファタール [DVD]

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*1:もちろん偽装のため